2008年11月24日月曜日

香港株式市場・大引け=反発、中国利下げ観測などで切り返す

トムソンロイター
      ハンセン指数.HSI 前営業日比 売買代金概算

 大引け     12659.20   360.64高  504.4億香港ドル

 高値      13048.50

 安値      11814.81

 前場終値    12851.78   553.22高  259.2億香港ドル

 寄り付き    11814.81   483.75安

 前営業日終値  12298.56   517.24安  446.2億香港ドル

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 [香港 21日 ロイター] 21日の香港株式市場は反発。米国株先物が上昇しこの

日の回復が期待されたほか、中国の利下げ観測が浮上し、本土金融株や不動産株を中心に

買われた。

 ハンセン指数.HSI終値は360.64ポイント(2.93%)高の

1万2659.20。

 朝方は4%近く下げて寄り付き、一時6%超下落する場面もあったが、急速に切り返し

た。

 週を通じて6.5%下落。弱い経済指標や米自動車業界めぐる懸念などが圧迫要因とな

った。

 ハンセン中国企業株指数(H株指数).HSCEは3.78%高。

 ポラリス・セキュリティーズのシニアバイスプレジデント、Sean Tsang氏は「きょうは

多くのうわさが飛び交った。中でも最も関心を引いたのは、預金準備率が100ベーシス

ポイント(bp)、金利が54bp引き下げられるとのうわさだ」と述べた。

 中国は今年になって預金準備率を2度、貸出金利は9月以降3度にわたって引き下げて

いる。

 さらに同氏は「中国政府は景気刺激策の規模を引き上げる見込みだが、その効果は依然

として疑問だ」と述べた。

 バンク・オブ・アメリカが持ち株を一部手放すのではないかとの見方から過去3営業日

で12.7%下落していた中国建設銀行(0939.HK: 株価, 企業情報, レポート)が6.1%高。中国銀行(3988.HK: 株価, 企業情報, レポート)も

5.9%上昇した。

 香港市場で過去4営業日にわたって売り込まれていた不動産株も息を吹き返し、ハン・

ルン・プロパティーズ(0101.HK: 株価, 企業情報, レポート)が8%、ヘンダーソン・ランド(0012.HK: 株価, 企業情報, レポート)は4.5%上昇

した。

 大規模な景気刺激策による建設セクターの活発化でセメント需要が高まるとの期待か

ら、中国建材(3323.HK: 株価, 企業情報, レポート)が23.7%上昇するなど、セメント株も値を上げた。

 鉄鋼株も高く、馬鞍山鋼鉄(0323.HK: 株価, 企業情報, レポート)が15%高、鞍鋼(0347.HK: 株価, 企業情報, レポート)は9%高となった。


こゆのも面白いかな。

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