「
経営危機に陥っている米自動車最大手ゼネラル・モーターズ(GM)が、トヨタ自動車に対し支援を打診していることが29日、トヨタ関係者の話で分かった。
GMの喫緊の課題は手元資金の確保にあることから、トヨタによる資産の買い受けなど、即効性のある方策を求めているとみられる。ただトヨタ内部には支援への根強い慎重論があり、GM側が打診したワゴナー会長の近日中の訪日は見送られた。
GMは、同じく経営危機に陥っている米自動車3位のクライスラーと合併に向けた協議に入っている。両社の協議が実現すれば、新会社に対するトヨタの資本参加に発展する可能性もある。
トヨタとGMは1984年に米カリフォルニア州で合弁会社を設立し、小型車の共同生産に踏み切って以来、先端技術の研究などでも緊密な関係を維持してきた。
両社が具体的な調整に入れば、トヨタが得意とする燃費効率の良い小型車の相手先ブランドによる生産(OEM)や、ハイブリッド技術の供与をはじめ、業務提携の拡大も協議する。
2008/10/30 01:29 【共同通信】
」
0 件のコメント:
コメントを投稿